河野先生の市民ギャラリーへ。樹木葬のデザインを一緒に考える理由
先日、丸岩天祥の樹木葬のデザインでもご一緒している、日本画家・河野秀齊先生が出展されている一宮市民ギャラリーへ伺ってきました。
現在、愛知県一宮市の一宮市民ギャラリーでは、「月と猫と龍神 展」が開催されています。

実際に会場へ足を運ぶと、たくさんの作品が並び、写真や印刷物で見るのとはまた違った空気を感じることができました。
作品を一つずつ眺めていると、色や形だけではなく、その周りにある余白や、作品同士の並び方によっても受ける印象が変わります。普段、石やお墓に携わっている私たちにとっても、とても興味深い時間でした。

お墓も、完成して終わりではありません
私たちは普段、お墓や樹木葬をつくっています。石を選び、形を考え、文字を彫る。もちろん、それも大切な仕事です。
ですが、お墓は「完成したら終わり」というものではありません。その後、何年、何十年と、ご家族が訪れます。
大切な人を思い出したり、近況を報告したり、静かに手を合わせたり。そうした時間を過ごす場所になっていきます。
だからこそ丸岩天祥では、「どういう形なら売れるか」だけではなく、「どんな場所なら、また手を合わせに来たいと思えるだろうか」ということも大切にしています。
なぜ、日本画家の先生と樹木葬を考えるのか
樹木葬というと、「木や花の近くに納骨するお墓」というイメージを持たれる方も多いと思います。ですが、私たちは樹木葬も、大切な方を偲ぶための一つの「供養の場所」だと考えています。
どんな石を使うのか。どんな形にするのか。周りの自然とどう馴染ませるのか。そこを訪れた方が、どんな気持ちになるのか。そう考えていくと、墓石の形だけを考えていては生まれないものがあります。
河野先生は、長年にわたり国内外で作品を発表され、さまざまな場所で作品が収蔵されています。私たちとはまったく違う「日本画」という世界で、人が作品を見たときに何を感じるのかを考え続けてこられた方です。
だからこそ、樹木葬という場所を一緒に考えることにも意味があるのだと思っています。

今回、実際の作品を拝見しながら、「長くそこにあっても、自然に眺めていられるもの」ということを改めて考えました。これは、お墓や樹木葬にも通じるものがあるのかもしれません。
「手を合わせたくなる場所」をつくる
供養の形も、少しずつ変わっています。昔ながらのお墓を選ばれる方もいれば、樹木葬や納骨堂を選ばれる方もいます。どの形が正しいということではありません。
私たちが一番大切にしたいのは、その場所へ行ったときに大切な人を思い出し、自然に手を合わせることができることです。
石を売ることだけではなく、「ここなら、また会いに来たいな」そう思っていただける場所をつくること。

河野先生の作品を拝見しながら、改めてそんなことを考える一日になりました。これから河野先生と一緒に考えている丸岩天祥の樹木葬についても、少しずつご紹介していきたいと思います。
「月と猫と龍神 展」開催案内
河野秀齊先生が出展されている「月と猫と龍神 展」は、2026年9月4日(金)まで開催されています。
会場
一宮市民ギャラリー
愛知県一宮市本町2丁目5番6号
(一宮市役所本庁舎14階)
開催期間
2026年8月25日(火)~9月4日(金)
時間
午前9時~午後5時
※土日は休み
※最終日は午後3時まで
お近くの方、ご興味のある方は、ぜひ実際の作品をご覧になってみてください。

